カヌレとコーヒーのペン画の描き方
はじめに
こんにちは、ペン画丸と申します。
今回はフランスの伝統的なお菓子「カヌレ」とコーヒーを題材にしたペン画の描き方を紹介します。
カヌレはその独特の形状と美味しさで多くの人に愛されています。
コーヒーとの組み合わせは、見た目にも美しく、描く楽しさが広がります。
この記事では、カヌレとコーヒーを描くための具体的なステップを詳しく説明します。
下描きからペン入れ、影の描き方まで、初心者の方でもわかりやすいように解説しています。
ペン画の魅力は、シンプルな道具で豊かな表現ができることです。
皆さんがペン画の楽しさを感じ、素敵な作品を描けるようになることを願っています。
それでは、カヌレとコーヒーのペン画の世界へ一緒に旅立ちましょう!
今回使用した道具
- ゲルインキボールペン(ゲルインキボールペンについて)
- ゲルインキ (ゲルインキについて)
カヌレとは
カヌレは、フランスのボルドー地方発祥の伝統的な焼き菓子です。
正式名称は「カヌレ・ド・ボルドー(Cannelé de Bordeaux)」といいます。
カヌレの特徴は、外側がカリッとしたキャラメル状の食感で、中はしっとりとしたもちもちの食感が楽しめることです。
カヌレの特徴
- 形状: カヌレは溝のついた独特の形をしており、専用の型を使って焼き上げます。
- 材料: 主な材料は卵黄、牛乳、砂糖、バニラ、ラム酒などです。これらの材料を使って風味豊かに仕上げます。
- 食感: 外側はカリカリ、中はもちもちとした食感が特徴です。低温でじっくりと焼くことで、この独特の食感が生まれます。
カヌレの歴史
カヌレの起源は16世紀頃のフランス・ボルドー地方にあるとされています。当時、修道院の修道女たちが余った卵黄を使って作ったのが始まりといわれています。
下描き
大まかなアタリを描く
鉛筆で下描きを描いていきます。
まずは鉛筆で大まかなアタリを描きます。
形を決める
アタリをもとに、カヌレとカップの形を決め、細部を描き込んでいきます。
皿の模様もこの段階で描きます。
ペン入れ
りんかくを描く
次に、ゲルインキのボールペン(ボールサイズ0.28mm)を使用してペン入れを行います。
まず、りんかくを描き、次にカヌレとカップの形に沿った線を描いて立体感を表現します。
皿の模様の線は点線で描き、テーブルの影も描きます。
コーヒーとカゲの描き足す
コーヒーの黒い部分は、水面に沿ったまっすぐな線を重ねて表現します。
カヌレやカップの光が当たらない暗い部分も形に沿った線で描きます。
カヌレ、モノのカゲの描き込み
線を描き加えてカヌレとコーヒーの色を濃くしていきます。
皿とカップの影なども描き加えます。
台の影、カップのフチなどを描く
台に落ちる影やカップのフチなども描き込みます。
消しゴムをかける
消しゴムをかけます。
紙を傷めないように軽い力で一方向にかけます。
強くこすった場所は、その後ペンを入れるときに線が太くなるので、力を入れすぎないように注意します。
完成
最後に全体をチェックをして仕上げます。
完成です。サインを書きます。
おわりに
この記事では、フランスの伝統的なお菓子「カヌレ」とコーヒーを題材にしたペン画の描き方を詳しく解説しました。
カヌレの独特の形状や質感、コーヒーカップの立体感を表現するための具体的なステップを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
ペン画はシンプルな道具で豊かな表現ができる魅力的なアートです。
今回のカヌレとコーヒーのペン画を通じて、皆さんが新しい技法を学び、さらに素敵な作品を描けるようになることを願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからも、ペン画の楽しさや技法についての情報を発信していきますのでお楽しみに。