振り子時計のペン画の描き方

はじめに
こんにちは、ペン画丸です。
- ペン画に興味があり、これから始めてみたい
- アンティークなモチーフや緻密な表現に魅力を感じる
そんなあなたに…
振り子時計をテーマにペン画の描き方をご紹介します。
ペン画は、特別な技術や高価な道具がなくても気軽に始められる一方で、練習を重ねることで繊細で奥深い表現が可能になる魅力的なアートスタイルです。
このガイドでは、初心者にもわかりやすい手順やコツを詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を読むことで
- 振り子時計のペン画を描くための具体的な手順がわかる
- 線の使い方や質感の出し方を理解し、作品の完成度を高められる
それでは早速、ペン画の魅力あふれる世界へ一緒に踏み出しましょう!
今回使用した道具
振り子時計とは

今回の題材は振り子時計です。
振り子時計とは、振り子の一定周期の揺れを利用して時間を計る時計です。
かつては正確な時間を測るために活用されていましたが、現在では実用性よりも装飾品やアンティークとしての価値が高く評価されています。
下描き
枠線シートで形をとる

鉛筆で下描きを描いていきます。
今回はマス目の入ったクリアファイルを使い、形をとる方法で下描きします。
2.5cm間隔のマス目を描いたクリアファイルを用意します。

モチーフの画像をはがきサイズにプリントアウトし、クリアファイルに挟みます。
マス目を描く

用紙に鉛筆でマス目を描きます。
はがきサイズのケント紙です。
マス目で形をとる

マス目をつかって形をとります。
下描き
大まかなアタリを描く

鉛筆で下描きを描いていきます。
まずは大まかなアタリを描きます。
形を決める

アタリをもとに細部を描きます。
形状に合わせて線の方向を意識します。
ペン入れ
輪郭を描く

丸ペンで描きます。
輪郭を描きます。
文字盤の枠を描く

文字盤と枠をかきます。
リング状の部分と、奥行きの部分とで質感のタッチを分けます。
時計の上部を描く

時計の上部を描きます。
板面と木の枠のタッチを分けて描きます。
振り子と扉を描く

振り子と扉の部分を描きます。
振り子は金属の質感をだすため、線方向を意識します。
時計の下部を描く

時計の下部を描きます。
板の部分と、枠の部分の線の方向を意識します。
時計の側面を描く

時計の側面と鍵を描きます。
この鍵で時計のゼンマイを巻き動かします。
消しゴムをかける

消しゴムをかけます。
紙を傷めないように軽い力で、一方向にかけます。
強くこすった場所は、その後ペンを入れるとき線が太くなります。
力を入れすぎないように注意します
時計の上部を描き込む

時計の上部を描き込みます。
線を重ねて古くなった感じを出します。
時計の下部を描き込む

時計の下部も線を重ねて、描き込みます。
完成

最後に全体のバランス見ながら仕上げます。
完成です。サインを書きます。
おわりに
いかがでしたか?
ペン画は、シンプルな道具で初心者も気軽に始められる一方で、非常に奥深い表現が可能です。
アンティークな物を描くことは、また違った楽しみがあります。
この記事を通じて、ペン画の楽しさと奥深さを感じていただけたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ぜひ、皆さんも自分だけのペン画作品に挑戦してみてください。