えだまめのペン画の描き方
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はじめに
こんにちは、ペン画丸と申します。
ペン画を描いております。
今回は「えだまめ」を題材にしたペン画の描き方を詳しく解説します。
今回使用した道具
- 万年筆カクノEF (万年筆カクノEFについて)
- 強色(つわいろ)顔料インク (顔料インクについて)
えだまめとは
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今回の題材は枝豆(えだまめ)です。
枝豆は、大豆の未成熟な豆のことを指します。完熟すると「大豆」になりますが、緑色の状態で収穫したものが枝豆です12。植物分類学上では、枝豆は野菜類に分類されます。
枝豆の一般的な食べ方は塩茹でですが、焼き枝豆や漬物、ずんだ餅など、さまざまな料理に使われます。
特に夏のビールのお供として人気があります。
マス目で形をとる
マス目シートで形をとる
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まず、マス目シートを使って形をとります。
鉛筆で下描きを描いていきます。
今回は、マス目の入ったクリアファイルを使って形をとり、下描きをします。
たてよこ2.5センチのマス目を描いたクリアファイルを使用します。
モチーフの画像をプリントアウトし、マス目クリアファイルの中に入れます。
今回は、はがきサイズにプリントアウトしました。
用紙にマス目を描く
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用紙に鉛筆でマス目を描きます。
使用するのは、はがきサイズのケント紙です。
マス目を使って形をとります。
下描き
大まかなアタリを描く
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鉛筆で下描きを描いていきます。
まずは大まかなアタリを描きます。
皿の上下左右の端の場所をマス目ではかりながら描きます。
えだまめもマス目を使ってだいたいの形を描きます。
形を決める
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アタリをもとに細部を描きます。
皿の模様を描き、えだまめの陰を描きます。
台に落ちる影を横方向の線のタッチで描きます。
ペン入れ
りんかくを描く
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ここからペンで描きます。
まずはりんかくを描きます。
皿の外側の線を描き、えだまめは短い線のタッチで描きます。
皿の模様を描く
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皿の模様を描きます。
この皿の模様は色ではなく凹凸でできた模様で、点線で表現します。
えだまめの陰を描く
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えだまめの陰を点描で描きます。
えだまめの表面は細かい毛が生えているので、短い線のタッチの点で描きます。
台の影を描く
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台に落ちるカゲを描きます。
下描きの線をもとに横方向の線で描きます。
えだまめのカゲをハッチングの線を重ねて描きます。
描き込み
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線を重ねてカゲを濃くしていきます。
皿は点線、えだまめはハッチングと点描、台のカゲは横方向の線で描き足します。
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消しゴムをかける
消しゴムをかけます。
紙を傷めないように軽い力で一方向にかけます。
強くこすった場所は、その後ペンを入れるときに線が太くなりますので、力を入れすぎないように注意します。
完成
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最後に全体をチェックして描き加え、完成です。
サインを書きます。
おわりに
今回は、枝豆を題材にしたペン画の描き方についてご紹介しました。
マス目シートを使った下描きから、ペン入れ、陰影の描き方まで、各ステップを丁寧に説明しました。
枝豆の形や質感を正確に捉えるためのポイントを押さえながら、楽しく描くことができたのではないでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次回もお楽しみに!