コスモスのペン画の描き方
はじめに
こんにちは、ペン画丸です。
今回は、秋の定番の花であるコスモスを題材にしたペン画の描き方をご紹介します。
この記事では、下描きから完成までのステップを詳しく説明しますので、ぜひ参考にしてください。
今回使用した道具
- ゲルインキボールペン (ゲルインキボールペンについて)
- ゲルインキ (ゲルインキについて)
コスモスについて
今回の題材はコスモスです。
コスモスは、秋を代表する花の一つです。
メキシコ原産の一年草で、18世紀末にアメリカ大陸からヨーロッパに持ち込まれ、日本には幕末の頃に渡来しました。
コスモスの特徴として、草丈は1〜2メートルに達し、糸のように細く裂けた葉を持ちます。
花びらは通常8枚で、ピンクや白など淡く優しい色合いが多いです。
今回は少し色が違う二輪のコスモスを描きます。
下描き準備
マス目シートで形をとる
まずは下描きの準備をします。
マス目シートを使って形をとり、鉛筆で下描きを描いていきます。
今回は、マス目の入ったクリアファイルを使って形をとる方法をご紹介します。
たてよこ2.5センチのマス目を描いたクリアファイルを用意します。
モチーフの画像をプリントアウトし、マス目クリアファイルの中に入れます。
今回は、はがきサイズにプリントアウトしました。
マス目を描く
はがきサイズのケント紙に鉛筆でマス目を描きます。
マス目をつかって形をとります。
下描き
大まかなアタリを描く
まずは大まかなアタリを描きます。
マス目を参考に、モチーフの全体のバランスを確認しながら、形を決めていきます。
細部の下描き
アタリをもとに、細部を描き込んでいきます。
花びらや茎の細かい部分を丁寧に描きます。
ペン入れ
りんかくを描く
ここからペンで描きます。
輪郭とモノのおおよその形を描きます。
ここでは、全体のバランスを意識しながら、しっかりとした線を引きます。
描き込み
細部を描き込みます。
左の花から描き始め、次に右の花の花びらを描きます。
花びらの根本と先を少し濃く描くことで、立体感を出します。
消しゴムをかける
消しゴムをかけます。
紙を傷めないように軽い力で一方向にかけます。
強くこすった場所は、その後ペンを入れるときに線が太くなるので、力を入れすぎないように注意します。
完成
茎のカゲを描き足し、さらに花の色の違いが分かるように描き込みます。
最後に全体をチェック仕上げます。
サインを書いて完成です。
おわりに
今回は、秋の風物詩であるコスモスを題材にしたペン画の描き方をご紹介しました。
ペン画はシンプルな道具で始められる一方で、細部にこだわることで非常に美しい作品を作り上げることができます。
コスモスの花びらや茎の描写を通じて、ペン画の魅力を感じていただけたなら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからも、さまざまな題材を使ったペン画の描き方を紹介していきます。
どうぞお楽しみに。