静物

パッションフルーツのペン画の描き方

pengamaru

はじめに

こんにちは、ペン画丸と申します。
ペン画を描いております。
今回はパッションフルーツを題材に描きました。
この記事では、パッションフルーツのペン画の描き方を詳しくご紹介します。

今回使用した道具

パッションフルーツとは

今回の題材はパッションフルーツです

パッションフルーツは、トケイソウ科トケイソウ属のつる性植物で、南アメリカが原産です。
その花は時計の文字盤に似た形でトケイソウと呼ばれています。
パッションフルーツの名前は、英語の「情熱(Passion)」ではなく、「キリストの受難(Passion of Christ)」に由来しています。
日本では時計に見える花の形がキリストの受難を象徴するとされ、この名前が付けられました。

果実は球形または楕円形で、一般的に紫色の果皮を持ちますが、黄色の品種もあります。果肉はゼリー状で、甘酸っぱくトロピカルな風味が特徴です。

今回描くパッションフルーツは、表面にしわが出てくるまで熟れています。
この状態が一番美味しいと言われています。
熟れたパッションフルーツは、甘酸っぱい香りとジューシーな果肉が特徴です。

トレース準備

プリントアウト

今回はトレース台を使って描きます。
トレース台とは、光をかざして透かしてトレース(複写)する道具です。
まず、画像をプリントアウトします。
今回は、はがきサイズでプリントアウトしました。

作画用紙と合わせる

作画用紙の下に、画像をプリントアウトした紙を敷きます。
ウラ側から光を当て、透かせてなぞり描きします。
この方法で、正確な形を描くことができます。

ペン入れ

輪郭を描く

ここからペンで描きます。
まず、輪郭を描きます。
パッションフルーツの外側の形をしっかりと捉え、中身と種も描きます。

基礎描き

ここからは、形を描き出していきます。皿や机机に落ちる影を形に沿った線で描きます。

皿の形が変わる部分で線の向きが変わります。


パッションフルーツの表面の黒い部分を描きます。
しわを意識して凹凸をつけて描きます。

奥にあるパッションフルーツにも、表面の黒い部分を描き、しわを意識して凹凸をつけて描きます。

皿の表面を、形に沿った線で描きます。


パッションフルーツの中身と種の部分も丁寧に描きます。

描き込み

ここからはタッチを重ねて描き込みます。
表面の皮をさらに濃くし、凹凸に気を付けて描き込みます。

奥のパッションフルーツも同様に描き込みます。

カゲをさらに描き込み、全体に深みを持たせます。

完成

最後に全体を描き込み、チェックをして

完成です

サインを書きます

最後に全体をチェックをして描き込み仕上げます。

完成です。サインを書きます。

おわりに

パッションフルーツのペン画の描き方をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
ペン画はシンプルな道具でありながら、細かいディテールや質感を表現することができる素晴らしい技法です。
今回のパッションフルーツのように、身近な題材を選ぶことで、より親しみやすく、楽しく描くことができます。

ペン画を描く過程で、トレース台を使ったり、影や凹凸を意識して描き込むことで、作品に深みとリアリティを持たせることができます。ぜひ、皆さんも挑戦してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。これからも様々な題材でペン画を描いていきますので、どうぞお楽しみに!

ABOUT ME
ペン画丸
ペン画丸
ペン画家
こんにちは。 ペン画丸といいます。 ペン画を描いております クローディア・ナイス著 「ペン&インク」という本をきっかけに、リアルなペン画に興味を持ちました。 ペン画は紙とペン(とインク)があれば気軽にはじめるコトができます。 ブログサイト「ペン画丸のペン画」で、ペン画の楽しさを広めていきたいです。
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