トラツグミのペン画の描き方

こんにちは、ペン画丸です。
- 絵を描きたいけど、形をとるのが難しい
- 魅力的な模様の動物を描きたい
そんなあなたに向けて…
今回は、トラツグミ(標本)を題材に、ペン画の描き方をご紹介します。
このガイドでは、初心者にもわかりやすい手順やコツを詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
この記事を読むと…
- ふく写で形をとる方法がわかる
- 魅力的な模様の動物の描き方が学べる
ペン画は、特別な技術や高価な道具がなくても気軽に始められる一方で、練習を重ねることで繊細で奥深い表現が可能になる魅力的なアートスタイルです。
それでは早速、ペン画の世界へ一緒に踏み出しましょう!
今回使用した道具
トラツグミとは

今回の題材はトラツグミ(標本)です。
トラツグミ(学名: Turdus cardis)は、ツグミ科に属する鳥で、日本では本州、四国、九州に生息しています。
体の模様が虎のように見えることから「トラツグミ」と名付けられました。
下描き

鉛筆で下描きをします。
今回はカンタンに形を描くことができる方法で下描きします。
「ふく写方式」とわたしはよんでます。
題材の画像をプリントアウトします。
今回ははがきサイズです。
ふく写用紙をつくる

下描きの線は、後で消しゴムで消します。
市販のカーボン紙では線が消しにくいので鉛筆の複写用紙を作ります。
A6サイズのメモ用紙をえんぴつで塗りつぶします。
今回は4Bの鉛筆を使用しました。
ペン画用紙にかさねる

上から画像の用紙、ふく写用紙、ペン画用紙の順番でかさねます。
紙がずれないように画像の用紙とペン画用紙をしっかりセロテープでとめます。
ふく写で下描きする

ふく写で下描きします。
ボールペンで上からなぞります。
下描き

輪郭、目元、クチバシ、羽とその模様の線などを描きます。
ペン入れ
輪郭を描く

ここからペンで描きます。
体の輪郭を描きます。
足と爪の輪郭を描きます。
頭を描く

輪郭が終わったら、頭から順に描きます。
羽の流れに合わせたタッチで描きます。
首を描く

首の部分を描きます。
細かい線を重ねて、羽の形と模様を描きます。

羽の形と模様を描いていきます。
胸部を描く

胸部の羽を描きます。
鳥は部位によって羽の形が違うので注意します。

ここまでの全体図です。
胴体を描く

胴体を描きます。
腹部を描く

腹部を描きます。
模様が濃くなっています。

尾羽を描く

尾羽を描きます。
羽の形状に合わせたタッチで描きます。

全体図です。
足を描く

足を描きます。
足の質感を出すため、ウロコに合わせたタッチで描きます。
止まり木を描く

止まり木を描きます。
木の形状に合わせて、直線と曲線を使い分けて描きます。
下側の面を特に暗くして立体感を出す。

ここまでの全体図です。
消しゴムをかける

消しゴムをかけます。
紙を傷めないように軽い力で、一方向にかけます。
強くこすった場所は、その後ペンを入れるとき線が太くなります。
力を入れすぎないように注意しましょう。
完成

最後に全体のバランスを見ながら仕上げます。
サインを書いて完成です。
おわりに
いかがでしたか?
ペン画は、シンプルな道具で気軽に始められる一方で、奥深い表現ができる魅力的なアートスタイルです。
最初は「形をとるのが難しい」と感じるかもしれませんが、コツをつかめば楽しく描けるようになります。
特に、今回ご紹介した「ふく写方式」を活用すれば、複雑な形でもスムーズに下描きができるので、ぜひ試してみてください!
「描いてみたい!」という気持ちを大切に、ぜひあなたのペン画を楽しんでください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回も、ペン画の世界を一緒に探求していきましょう!