題材

名古屋のまちのペン画の描き方

pengamaru

はじめに

こんにちは、ペン画丸です。

今回は、名古屋のまちをテーマにペン画の描き方をご紹介します。

ペン画は特別な技術や高価な道具がなくても気軽に始められるアートです。

そして、練習を重ねることで繊細で奥深い表現が可能になります。

このガイドでは、初心者にもわかりやすい手順やコツを詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

それでは早速、ペン画の魅力あふれる世界へ一緒に踏み出しましょう!

今回使用した道具

名古屋のまち

今回の題材は名古屋のまちです。

名古屋市(なごやし)は、日本の中部地方にある愛知県の県庁所在地です。

東京・大阪と並ぶ日本の三大都市圏の一つである 中京圏 の中心都市です。

この題材では建物が多く複雑に見えますが、簡単に描く方法を紹介します。

トレース準備

プリントアウト

今回はトレース台を使って描きます。

トレース台とは、光をかざして透かしてトレース(複写)するための道具です。

まず、描きたい画像をプリントアウトします。

今回はA4サイズの用紙を使用しました。

作画用紙と合わせる

作画用紙の下に、画像をプリントアウトした紙を敷きます。

トレース台の光を使い裏側から光を当てることで、画像を透かして見えるようにします。

これにより、正確に画像をなぞり描きすることができます。

ペン入れ

輪郭を描く

鉛筆の下描きはせず、ペンで描きます。

ペン画は基本手前にあるモノから描き始める方がいいです。

ですがこの絵の場合、手でこすれて汚れる可能性があるので左上から描き始めます。

左利きのひとは、右上から描き始めるといいでしょう。

まず建物の細かい輪郭を描き、後から陰などを描き込んでいきます。

油性のボールペンを使用しています。

輪郭は線がはっきり出る筆圧でかきます。

左上から右方向に描き進めます。

根気のいる作業ですが、あせらずじっくりと描いてきます。

建物は直線が多いですが、定規は使わずフリーハンドで描きます。

はじめの段が右端まで描き終わりました。

次の段をまた左端から描いていきます。

少し近くなりましたので、建物の細部も少しずつ描きます。

遠くの道路の標識や車など簡潔に描きます。

この段も右端まで描き終わりました。

ここまで描いた部分です。

まだ3分の1も終わっていません。

次の段も描きます。

徐々に建物の細部を描いていきます。

全体図です。

4割ほど輪郭を描き進めました。

次の段を描きます。

ベランダの洗濯物など、細部の輪郭を描いていきます。

6割ほど輪郭を描きました。

だいぶ描き進めました。

輪郭もいよいよ大詰めです。

手前の建物は大きく描きますので、それほど時間はかかりません。

輪郭を描き終わりました。

絵柄の好みによっては、これで完成にしてもいいです。

描き込み

ここからは建物の模様、細部、かげ、固有色などを描き込んでいきます。

描き込みも左上から描き始めます

油性ボールペンは軽い筆圧で描くと、グレーの表現ができます。

線を重ねることによって、幅広くグレーで表現することができます。

暗い場所、黒い場所は強い筆圧で黒く描きます。

樹木は陰の部分の細かい点のタッチで描きます

建物は面に沿ったタッチで描きます。

ここまでの進行具合です。

窓の奥の暗い部分や、ベランダの下にできる影をかきます。

建物の影が別の建物にかかります。

斜め方向のタッチで表現します。

ここまでの全体図です。

建物を覆うシートと、それに落ちる影をかきます。

公園の樹木は点のタッチの他に、斜め方向のタッチを重ねます。

ここまでの全体図です。

描き込みもいよいよ大詰めです。

手前の建物を描きます。

屋上のタンクや、設備なども描きます。

描き込みも全体が終わりました。

完成

最後に全体のバランスを見ながら仕上げます。

完成です。

サインを書きます。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

ペン画は、シンプルな道具で初心者も気軽に始められる一方で、非常に奥深い表現が可能です。

今回の建物の風景画では、ペン画ならではの繊細な表現を活かしました。

この記事を通じて、ペン画の楽しさと奥深さを感じていただけたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ぜひ、皆さんも自分だけのペン画作品に挑戦してみてください。

ABOUT ME
ペン画丸
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ペン画家
こんにちは。 ペン画丸といいます。 ペン画を描いております クローディア・ナイス著 「ペン&インク」という本をきっかけに、リアルなペン画に興味を持ちました。 ペン画は紙とペン(とインク)があれば気軽にはじめるコトができます。 ブログサイト「ペン画丸のペン画」で、ペン画の楽しさを広めていきたいです。
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