静物

IXYのペン画の描き方

pengamaru

はじめに

こんにちは、ペン画丸です。
今回は、私が愛用していたデジタルカメラ Canon IXY を題材にしたペン画の描き方をご紹介します。
Canon IXY は、そのコンパクトなデザインと高性能で多くの人に愛されているカメラです。シルバーボディの美しい質感と、細部まで描き込む楽しさを感じながら、ペン画の魅力を存分に味わっていただければと思います。

この記事では、下描きからペン入れ、そして仕上げまでのステップを詳しく解説します。
初心者の方でも簡単に取り組める方法を紹介していますので、ぜひチャレンジしてみてください。

今回使用した道具

Canon IXYとは

Canon IXY(イクシー)は、キヤノンが製造するコンパクトデジタルカメラのシリーズです。
このシリーズは、軽量で持ち運びやすく、初心者から上級者まで幅広いユーザーに人気があります。

主な特徴
高倍率ズーム: 光学ズームが搭載されており、遠くの被写体も鮮明に撮影できます。
スリムボディ: コンパクトでスタイリッシュなデザインが特徴です。
多彩な機能: オート撮影モードやクリエイティブショットなど、さまざまな撮影機能が搭載されています。
高画質: 高解像度のセンサーと画像処理エンジンにより、美しい写真を撮影できます。

下描き

まずは鉛筆で下描きをします。
今回は「ふく写方式」と呼んでいる方法で簡単に形を描きます。
題材の画像をプリントアウトます。
今回はがきサイズで準備しました。

ふく写用紙をつくる

下描きの線は後で消しゴムで消すため、市販のカーボン紙ではなく、鉛筆の複写用紙を作ります。
A6サイズのメモ用紙を4Bの鉛筆で塗りつぶします。

ペン画用紙にかさねる

画像の用紙、ふく写用紙、ペン画用紙の順番で重ね、紙がずれないようにセロテープでしっかり固定します。

ふく写で下描きする

ふく写で下描きします。
インクの切れたボールペンで上からなぞります。

輪郭の下描き

カメラの輪郭、ロゴマーク、タッチの方向の線などを描きます。

下描き細部

より細かく下描きします。
レンズのフチ、机に落ちた影、細かい文字や数字、タッチの方向の線などをより細かく描きます。

ペン入れ

輪郭を描く

ここからペンで描き始めます。
輪郭、形の変わり目や文字など、物のおおよその形を描きます。

側面のかげを描く

カメラ本体の側面の暗い部分を描き込みます。
のぞきレンズを描き込みます。

台に落ちた影を描く

横方向の線で台に落ちた影を描きます。

ズームレンズの側面を描く

ズームレンズの側面の丸みを形に沿った線で描きます。
左側のストラップの取り付け部分も描きます。

ボディを描く

カメラ本体を描きます。
金属の質感を出すために一方向の線で表現します。

レンズを描く

レンズの黒い部分を描きます。

消しゴムをかける

消しゴムをかけます。
紙を傷めないように軽い力で一方向に消しゴムをかけます。
強くこすった場所は、その後ペンを入れるときに線が太くなるので注意します。

描き込み

机の影や角の形の変わり目を描き込みます。

側面の影を暗くし、線を描き足します。

完成

最後に全体をチェックし、もう一度消しゴムをかけます。

完成です。サインを書きます。

おわりに

今回は、デジタルカメラ Canon IXY を題材にしたペン画の描き方を詳しくご紹介しました。
ペン画は、シンプルな道具でありながら、細部まで描き込むことでリアルな質感を表現できる魅力的なアートです。
今回の手順を参考にして、ぜひご自身でも挑戦してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからもペン画の魅力を発信していきますので、どうぞお楽しみに。

ABOUT ME
ペン画丸
ペン画丸
ペン画家
こんにちは。 ペン画丸といいます。 ペン画を描いております クローディア・ナイス著 「ペン&インク」という本をきっかけに、リアルなペン画に興味を持ちました。 ペン画は紙とペン(とインク)があれば気軽にはじめるコトができます。 ブログサイト「ペン画丸のペン画」で、ペン画の楽しさを広めていきたいです。
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