湯呑みのペン画の描き方
はじめに
こんにちは、ペン画丸です。
ペン画の魅力は、そのシンプルさと奥深さにあります。
今回は、日常の中でよく目にする湯呑みを題材に、ペン画の描き方を詳しくご紹介します。お寿司屋さんで見かけるデザインの湯呑みを描くことで、漢字の勉強にもなり、一石二鳥です。
さらに、濃いお茶を入れることで、色味を加えた表現にも挑戦します。
ペン画の基本から応用まで、ステップバイステップで解説しますので、初心者の方でも安心して取り組めます。
さあ、一緒にペン画の世界を楽しみましょう!
今回使用した道具
湯呑みについて
今回は湯呑みを題材にしたペン画の描き方をご紹介します。
お寿司屋さんにあるデザインの湯呑みを描きながら、漢字の勉強にもなります。
色味を加えるために、濃いお茶を入れています。
下描き
まず、トレース台を使って下描きを行います。
トレース台とは、光をかざして透かしてトレース(複写)する道具です。
作画用紙の下に画像をプリントアウトした紙を敷き、作画用紙の真ん中がわかるように鉛筆で線を描きます。
ウラ側から光を当てて透かせてなぞり描きし、湯呑みの形を描きます。
湯呑みの形を描きます
湯呑みの方向の線がわかるように下描きし、文字の形を参考に縦の線や横のカーブした線を描きます。
ペン入れ
輪郭を描きます
次に、ペンでりんかくを描きます。
湯呑みの形を横方向のカーブした線で表現し、文字の黒色を描き込んでいきます。
文字のフチを描きます
文字のフチの線も描き、テーブルの影も横方向の線で表現します。
湯呑みの形を描きます
お茶はまっすぐな線で表現し、線を重ねてお茶の濃さを表現します。
縦、横、右斜め、左斜めの線を重ねて描き込みます。
テーブルの影も横方向の線だけで表現し、描き込み色を濃くします。
描き込み色を濃くします
お茶をさらに濃くします。
湯呑みの内側が映り込んでいる部分も濃くします。
湯呑みの丸みのラインで暗い部分も描き込みます
消しゴムをかけます
消しゴムをかけて仕上げます。
紙を傷めないように軽い力で一方向にかけます。
強くこすった場所は、その後ペンを入れるときに線が太くなるので、力を入れすぎないように注意します。
完成
内側のカゲやお茶を描き足し、全体を調整します。
インクがこすれて汚れた部分は、電動の消しゴムで消します。
先端の消しゴムは砂消しゴムを使用します。
完成です。サインを書きます。
おわりに
いかがでしたでしょうか?今回は湯呑みを題材に、ペン画の描き方を詳しくご紹介しました。
ペン画はシンプルながらも奥深い表現が可能で、描くたびに新しい発見があります。
湯呑みのデザインを通じて、漢字の美しさやお茶の濃淡を表現する楽しさを感じていただけたら幸いです。
ペン画は練習を重ねることでどんどん上達します。
今回の手順を参考に、ぜひご自身でも様々な題材に挑戦してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回もまた、楽しいペン画の世界をご紹介しますので、お楽しみに!