ミサゴのペン画の描き方
はじめに
こんにちは、ペン画丸といいます。ペン画を描いております。
今回はミサゴ(標本)を描きました。
この記事では、ミサゴのペン画の描き方を詳しく解説します。
今回使用した道具
- ゲルインキボールペン (ゲルインキボールペンについて)
- ゲルインキ (ゲルインキについて)
ミサゴとは
ミサゴとは?
今回の題材はミサゴ(標本)です。ミサゴは猛禽類の一種で、主に魚を捕食します。水中にいる獲物を見つけて捕まえるのが非常に得意で、その狩りの技術は見事です。ミサゴの特徴的な白と黒の模様は、自然界でのカモフラージュにも役立っています。
トレース準備
プリントアウト
今回はトレース台を使って描きます。
トレース台とは、光をかざして透かしてトレース(複写)するための道具です。
まず、描きたい画像をプリントアウトします。
今回はA4サイズの用紙を使用しました。
作画用紙と合わせる
作画用紙の下に、画像をプリントアウトしたケント紙を敷きます。
トレース台の光を使って、裏側から光を当てることで、画像を透かして見えるようにします。
これにより、正確に画像をなぞり描きすることができます。
ペン入れ
輪郭を描く
ここからはペンを使って描き始めます。
まずは、くちばし、目、頭などの輪郭を描きます。
輪郭をしっかりと描くことで、全体の形が明確になります。
形を描き出す
次に、羽の方向に合わせたタッチで形を出していきます。
目の周りを描き、首から下の模様を描き出します。
首の羽を薄く描き形を出します
ボールペンの角度を寝かせて素早く描くことで、かすれた線を表現することができます。
目の横の模様を描き出し、かすれた線で全体を描きます。
くちばしも形に沿った線で描きます。
模様を描く
黒い羽根模様を描き始めます
まずは目の周りの黒い部分を描きます。
次に、頭の後ろの模様を描き、首の後ろの部分を描きます。
肩の部分の模様も描きます。
目を描きます。
眼球のタッチの方向に気を付けて描きます。
顔の影も追加して、立体感を出します。
くちばしの線を描き足し、下のくちばしも線を描き足します。
模様を濃くする
黒い模様を濃くしていきます。
まずは、顔の黒い部分を濃く描きます。
次に、首の後ろの部分を濃くします。
首と肩の周りの黒い模様を濃くします。
白い部分も全体的に濃くして、絵に深みを出します。
完成
最後に全体を描き込みます。
細部をチェックして、完成です。
サインを書きます。
おわりに
今回は、ミサゴを題材にしたペン画の描き方を紹介しました。
ミサゴのペン画を描く際には、羽の模様や目の鋭さをしっかりと表現することで、よりリアルな作品に仕上がります。
ペン画は、シンプルなイラストから細密画まで、幅広い表現が可能です。
描き続けることで技術が向上し、自分だけのスタイルを見つけることができるでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回の作品もお楽しみに!