題材

JRセントラルタワーズのペン画の描き方

pengamaru

はじめに

こんにちは、ペン画丸と申します。
ペン画を描いております。

今回は名古屋駅に併設された名古屋を代表する建物の一つ、JRセントラルタワーズを題材にしました。

今回使用した道具

JRセントラルタワーズとは

今回の題材はJRセントラルタワーズです。

JRセントラルタワーズは、愛知県名古屋市中村区に位置する超高層複合施設で、JR名古屋駅に併設されています。この施設は、1999年12月に開業し、名古屋のランドマークとして親しまれています。
JRセントラルタワーズは名古屋の象徴的な建物であり、ショッピング、宿泊、ビジネスの拠点として多くの人々に利用されています。

JRセントラルタワーズは、オフィス棟とホテル棟の2つのタワーから構成されています。
オフィス棟: 地上51階、地下4階、高さ245.1メートル。
ホテル棟: 地上53階、地下4階、高さ226.0メートル。
低層部には百貨店が入っており、ショッピングを楽しむことができます。

トレース準備

プリントアウト

今回はトレース台を使って描きます。
トレース台とは光をかざして透かしてトレース(複写)する道具です。

まず、描きたい画像をプリントアウトします。
今回はA4サイズでプリントアウトしました。

作画用紙と合わせる

作画用紙の下にプリントアウトした画像を敷きます。
ウラ側から光を当てて透かせてなぞり描きします。

この方法を使うことで、正確な輪郭を描くことができます。

ペン入れ

りんかくを描く

ここからペンで描きます。

まず、りんかくを描きます。りんかくをしっかりと描くことで、全体のバランスが取りやすくなります。

左側のタワーを描く

左側のタワーの窓を描きます。

細かい部分なので、省略して描きます。窓の配置や形状を正確に描くことで、建物のリアリティが増します。

右側のタワーを描く

続いて右側のタワーの窓を描きます。

左側のタワーより低い窓も見えています。この部分は少し細かく描きます。
異なる高さの窓を描き分けることで、建物の立体感が強調されます。

右端のビル 街頭を描く

右側のビルと街頭を描きます。
ビルの細部や街頭の形状を丁寧に描くことで、全体の完成度が高まります。

低層階の建物を描く

手前の低層階の建物を描きます

建物の縦方向の線で窓を描きます

手前の低層階の建物を描きます。建物の縦方向の線で窓を描き、横方向の線で窓の装飾を描き足します。これにより、建物のディテールが際立ちます。

手前のガラスの部分を描きます

まず窓枠を描き

つづいて中を描き込み

色を濃くしていきます

まず窓枠を描き、続いて中を描き込み、色を濃くしていきます。

内側にエレベータがありますが、その部分は描きこまず白抜きます。

ガラスの透明感を表現するために、光の反射や影を工夫して描きます。

建物の手前の部分を描きます

各階のノキと窓を描き、カゲを濃くしていきます。

ノキの部分は特に陰影をつけることで、立体感を強調します。

ひさしの透けている部分を描きます

ひさしを描く

建物のひさしを描きます

鉄骨の骨組みのような部分を描きます

建物のひさしを描きます。鉄骨の骨組みのような部分を描き、建物の形に沿った線を重ねて色を濃くしていきます。

ひさしの部分は細かいディテールを描き込むことで、リアリティが増します。

完成

ひさしのカゲを濃くしていき、全体的に描き込み、最終チェックをして完成です。

最後にサインを書きます。

おわりに

今回のペン画制作では、名古屋のランドマークであるJRセントラルタワーズを題材にしました。
トレース台を使った正確な輪郭の描写から、細部にわたるペン入れまで、各ステップを丁寧に進めることで、リアリティのある作品が完成しました。

ペン画は細かい作業が多く、集中力と忍耐力が求められますが、その分完成したときの達成感はひとしおです。
今回の作品も、名古屋の象徴的な建物を描くことで、地域の魅力を再発見する良い機会となりました。

これからも様々な題材に挑戦し、ペン画の技術を磨いていきたいと思います。
皆さんもぜひ、自分の好きな建物や風景をペン画で描いてみてください。
新しい発見や楽しさがきっと見つかるはずです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回の作品もお楽しみに。

ABOUT ME
ペン画丸
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ペン画家
こんにちは。 ペン画丸といいます。 ペン画を描いております クローディア・ナイス著 「ペン&インク」という本をきっかけに、リアルなペン画に興味を持ちました。 ペン画は紙とペン(とインク)があれば気軽にはじめるコトができます。 ブログサイト「ペン画丸のペン画」で、ペン画の楽しさを広めていきたいです。
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